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RPAで自動化できる物流の作業

物流におけるRPAの導入事例

スモールスタートに成功

㈱しい会社ニチレイロジグループ本社の事例では、一部で開始したRPAでの業務改革について、全国各地にある事業所やグループ企業に展開しより成果を広げたいという課題がありました。自動化ツールは使っていたもののノウハウが属人化してしまうという問題があり、承継・展開が困難になっていました。また、従業員には自動化に対するマイナスイメージが残っており、これを払拭することもハードルの一つとなっていました。
そのため導入時には自動化が「自分のため=我がこと」と感じられるような普及活動を実施し、人材育成と環境づくりの支援や技術サポートパートナーの確保により、本格利用から1年間で年間10,000時間もの削減を実現しています。

参照元:WinActor(https://winactor.biz/case/nichirei-logi.html)

プログラミング知識不要のRPA

ヤマトシステム開発の導入事例では、社員の労働時間短縮(効率化)、PoCの実施による実現性・実効性を検証した後本格的に導入したい、頼れるパートナーが欲しいというニーズがありました。
丸紅情報システムズではプログラミング知識が不要な純国産ソリューションを提供することで、使いやすさから現場での利用促進に取り組みました。PoCを実施した結果では従来3時間かかっていた作業が20分に短縮でき、成果を確認してから広く展開を行いました。結果として、丸紅情報システムズがメーカーと顧客の架け橋となりながら導入・運用支援を行っており、今ではビジネスパートナーとしての役割も期待されるまでに至っています。

参照元:丸紅情報システムズ(https://www.marubeni-sys.com/infinite-ideas/chousen/nekonet/)

棚卸情報の更新を自動化

加工食品を取り扱うW社の事例では、複数の外部倉庫からエクセルやPDFファイルなどあらゆるフォーマットで棚卸情報を受け取り、それを整形してから基幹システムを更新するという作業プロセスが必要でした。ここにRPAを導入することでファイルフォーマットを統一し、基幹システムへの取り込みを自動化することで作業効率を大幅に向上させることができました。
業務分析や導入推進のサポートなどが導入の決め手となり、個別のデモンストレーションや機能比較を行った結果導入に至っています。業務全てをただ自動化するだけではなく、導入する前に業務の見直しや最適化することも、RPAの導入・運用を成功させるためのコツであるといえるでしょう。

参照元:RPA MOOK(https://www.usknet.com/useful/column/8608/)

RPAを物流に導入するメリット

主要業務に集中できる

どんな業務でもそうですが、スタッフは主要な基幹業務の他に事務処理などさまざまな業務を抱えています。物流においても同様で、伝票管理や書類作成などといった物流に付随する関連業務を自動化することができれば、主要な業務に集中できるようになります。

業務効率化が図れる

昨今はさまざまな業界で物価高が叫ばれており、物流業界も例外ではありません。配送コストなど物流にかかるコストも上がっていかざるを得ない状況ですが、RPA導入によりコスト効率化が図れれば、顧客に対しても高いコストパフォーマンスを提供できるでしょう。

業務の増加にも対応できる

ECサイトや通販の拡大のほか、個人で売買できるフリマアプリなどの台頭により取り扱われる物量は増加の一途となっています。一方で必要な人員はすぐ集めることが難しいため、RPA導入による作業効率化で人員配置の適性化が可能になるでしょう。

物流にRPAを導入する際の注意点

RPAツールの導入は業務効率化などといったメリットを享受するために行われますが、働く従業員の理解をしっかりと得る必要があります。中には「自動化」という言葉に対して「自分たちの仕事が取り上げられるのでは」とマイナスイメージを抱く方も多くいらっしゃるかもしれません。そのため事前にしっかりと説明を重ね、働く方たちにもメリットがある導入方法を検討しましょう。
また、システム化として導入を図ったとしても、しっかりとその費用対効果が得られるか・自社に合っているか、を見極める必要があります。経験豊富なベンダーに依頼するという検討も必要ですし、何よりもまずはスモールスタートで一定の成果を確認してから本格導入を行いましょう。

自社にベストな導入を

RPAの導入は業務効率化などのメリットを受けるために取り組むものであり、自社として「どういう状態にしたいのか」というニーズを忘れないように検討しましょう。導入にあたってはベストなパートナー選びを行い、しっかりと成果が得られるRPA導入を目指しましょう。

誰が使うか?で選ぶ
おすすめRPAツール3選

「自社の課題」で選ぶ
おすすめRPAツール3選
     
PC操作が苦手でもOK
初心者でもすぐ使える
サポートが厚く、
誰でもすぐに使えるRPAツール
ROBO-Pat DX
(ロボパットDX)
ROBO-Pat DX
引用元HP:Robo-Pat DX公式HP
https://fce-pat.co.jp/advantage/
ITリテラシーがなくても使える
RPAツール

業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け

基本料金内で
RPA導入のためのコンサル支援

RPAツールを導入して、自社のどの業務を自動化するのか?ワークフローの整理、RPA範囲の洗い出しから取り扱い講習まで基本料金内でコンサル担当がついて 、RPA導入の伴走をしてくれます。

     
システム自体も
自動化させたい
コストを抑えられる
プログラミング型RPAツール
Automate
(オートメート)
Automate
引用元HP:三和コムテック公式HP
hhttps://product.sct.co.jp/product/automate
豊富な自動起動トリガーと
700項目の自動化機能

豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能

珍しい買い切り型で
ランニングコストを大幅削減

買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に

個人利用・小規模で
作業を自動化させる
基本使用料無料で始められる
プログラミング型RPAツール
マクロマン
マクロマン
引用元HP:マクロマン公式HP
https://www.macroman.jp/
サポートごとに金額が発生する
基本使用料無料のツール

基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能

予約実行も可能な
半自動RPAツール

データ入力、集積・分析、照合、メール、検索などの基本的なRPAに適した業務に対応。タスクスケジューラで半自動的に業務遂行も可能。