狭義的な意味でのRPAで、最も基本的なクラスです。PC上で行う定型業務を自動化することができ、例えばWeb上にあるファイルをダウンロードするなど、業務マニュアルが決まっている作業の効率を上げることができます。
決められた方法に従って正確な作業が行えるため、人為的なミスを防げるメリットを持っています。一方で、決められた作業以外はできず、ロボットを増やしたり仕様変更したりなどして対応する必要があります。
RPAにAIの技術を用い、一部非定型業務の自動化に対応できるようになったクラスです。言語や画像、音声などを解析し、情報を整理したり、求めるデータを出力したりする作業などを行うことができます。
AIが搭載されていることによって、RPAよりも大量のデータを処理・分析できるようになっており、また製品によっては非構造化データの読み取りや知識データベースとしての活用も可能です。
EPAよりもさらに自立した結果が出力できる、”RPAの最終形態”とも表現できるクラスです。業務効率化はもちろんのこと、プロセスの分析や改善、意思決定までを自らで行うなど、まるで人間と同じような働きをしてくれます。
例えば、業務プロセスとともに売上データや経済情勢、流行などを分析して経営戦略につながる情報を提示したり、顧客対応データをもとに自動対応するか、それともコールセンター(人間)に変わるかなどを自動で判断したりします。
「RPA」と一口に言っても、その種類は数えきれないほどにあり、できることはそれぞれ異なります。そのため、自社にあったRPAツールを選ばないと、導入効果は薄くなってしまいます。
RPAツールを導入する際には、自動化したい業務を定めることが大切です。RPAについて良く知らない、どれが自動化できるかわからないという場合には、RPA運営企業が行うコンサルなどのサポートを利用し、着実に効果を出していけるようにしましょう。
業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け。
RPAツールを導入して、自社のどの業務を自動化するのか?ワークフローの整理、RPA範囲の洗い出しから取り扱い講習まで基本料金内でコンサル担当がついて 、RPA導入の伴走をしてくれます。
豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能。
買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に。
基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能。
データ入力、集積・分析、照合、メール、検索などの基本的なRPAに適した業務に対応。タスクスケジューラで半自動的に業務遂行も可能。