RPA導入は、導入すること自体が目的ではありません。作業効率化や生産性向上の実現など、明確な目的を達成することがRPA導入の目的です。
そうである以上、目的達成に向けた効果を客観的な視点で測定することが大事です。効果測定を1度きりで終わらせるのではなく、より高い効果実現を目指してPDCAを繰り返していきましょう。
RPA導入の効果測定を行うにあたり、まずは導入目的や導入コストなどの基礎知識を整理する必要があります。
RPA導入の目的(期待できる効果)には、主に次のようなものがあります。
時間あたりの作業量が増大することで、全体的な生産性の工場が期待できます。
人間による作業とは異なり、基本的に作業ミスは生じなくなることから、業務品質の向上が期待できます。
RPA導入の前に社内の業務を洗い出す必要があることから、ブラックボックス化しつつあった業務も含め、業務全体の可視化が実現します。
人間が行ってきた作業をRPAに代行させれば、一定の人件費削減効果が生まれます。
RPAによる作業代行により人間が行う業務の削減につながるため、近年深刻化している人手不足の解消効果が期待できます。
社内全体の業務量が軽減することで、より従業員が働きやすい環境となる可能性があります。
RPA導入には一定のコストが掛かります。導入による人件費削減は期待できますが、導入コストとの兼ね合いで費用体効果が下がらないよう注意しましょう。
RPA導入にかかる主なコストは次の通りです。
初期費用が無料のRPAもあれば、1千万円以上となるRPAもあります。導入目的や活用規模に応じた適切なRPAを選択しましょう。
通常、RPAには月々の利用料金が掛かります。長期的に利用する前提のRPAなので、月額費用は避けられないランニングコストと考えましょう。
自社の体制に応じ、ベンダーによるサポートや保守が必要となる場合もあるでしょう。事前にサポート・保守費用を確認する必要があります。
RPAの効果測定方法について、定量的な測定と定性的な測定に分けて見ていきましょう。
定量的効果測定とは、数値の変化により効果の程度を確認する方法です。確認する数値には様々なものがありますが、主な数値は「人件費」でしょう。
RPA導入による人件費の変化を測定する際の視点としては、たとえば「担当者・担当部署に要した年間人件費の変化」や「残業・休日出勤に要した年間人件費の変化」などがあるでしょう。
また、人件費だけではなく、特定の定型的な業務に要した総時間などからも、RPA導入の定量的効果を測定することが可能です。
定性的効果測定とは、数値に現れにくい部分の変化に注目してRPA導入の効果を確認する方法です。具体的には「入力ミスの削減」「担当者の精神的負担の軽減」「担当者のモチベーションの向上」などです。
定性的効果の程度は計算式で算出できないため、担当者との面談やアンケート調査などを通じて確認する形となります。
RPA導入に際し、まずは導入目的を明確にし、その上で明確かつ客観的な基準で効果測定を行うことが大切です。効果測定後はPDCAを繰り返し、システムの活用環境をブラッシュアップさせていきましょう。
業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け。
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豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能。
買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に。
基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能。
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