How to RPA RPAツール選び方ガイド
How to RPA RPAツール選び方ガイド » 30種類以上から紹介!おすすめRPAツール » Blue Prism

Blue Prism

イギリスに本社を置くBlue Prism社により提供されているRPAツールである「Blue Prism」は、複数ロボットにおける統制管理に優れている点が特徴。Blue Prism Universityという学習プラットフォームが用意されており、日本語字幕で動画を視聴しつつBlue Prismについて学習できます。

Blue Prismでできること

ダッシュボード機能

社内で運用しているロボットの稼働状況を確認可能。ロボットが処理に成功したか・失敗しているのかといった点が確認できます。

ログ管理

管理ツールにおける操作やアクセスログ、ロボットの実行ログの管理を行う機能です。

スケジューリング

あらかじめ計画されたスケジュールを設定し、該当する日時になると自動で処理を実行する機能です。

トリガー設定

事前に設定したアクションが起こった場合に、ロボットが自動で処理を開始する設定です。

ワークフロー

手順が決まったワークフローを実行する機能です。前の処理が終わったら次の処理を実行していき、一連の処理が終了したら完了となるトランザクション処理にも対応が可能です。

エラー処理

エラーなど、特定条件が発生した場合に分岐処理を行う機能です。例えば、エラー発生の場合には管理者に対してアラートを出し、最初からトライするといった処理の設定を行えます。

AI・機械学習の搭載

AIを搭載することによって、作業内容の機械学習を繰り返すことによって高速な処理を見つけることができます。

複数ロボットの制御

一度に複数ロボットの制御を行えます。

Blue Prismの特徴

高い水準のセキュリティを備えている

Blue Prismの特徴のひとつが、高い水準のセキュリティを備えている点です。元々はイギリスの金融機関でも使用されていたほどセキュリティ対策を徹底しており、カード情報セキュリティに関する国際統一基準のPCIDSSにも準拠しています。この点から、重要な情報を取り扱うような業務においても自動化に取り組むことが可能となっています。

データの集中管理が可能

Blue Prismはサーバー型RPAに分類されており、ロボットに関連するデータ全てをサーバにて一元管理することが可能です。開発や管理を行う際にもBlue Prism画面を介して行うことになりますが、作業手順の作成やロボットの実行、作業記録などもDBに残ります。

また、ロボット作成際には既存の部品との組み合わせを行い、テンプレートに沿って作成を行っていくことから、開発経験が少なかったとしても簡単・スピーディに開発・運用が可能となります。

Blue Prismの導入事例

医療法人社団高輪会の場合

セキュリティを維持しながら年間2,500時間の無駄を削減

国内に20の歯科を展開する高輪会では、毎月約15,000件のデータ入力作業に膨大な時間を費やしており、これを改善するべくRPAの導入を検討しました。複数のソリューションを比べる中で、堅牢なセキュリティや費用面での魅力から、Blue Prismの採用を決定しました。
Blue Prismを2020年1月から稼働、データ入力や更新、保険登録チェック、在庫管理・発注などを自動化し、年間2,500時間の削減に成功しました。

参照元:Blue Prism公式HP(https://www.blueprism.com/japan/news/a-pioneer-of-house-call-dentistry-uses-digital-workers-to-innovate-its-business/

東京海上日動システムズ株式会社の場合

Blue Rrism導入後はさまざまなロボットが稼働

東京海上グループでは、生産性の高い働き方を追求するための取り組みを行っている企業です。同社では、その一環として2016年よりRPAの導入による効率化について調査と実証実験を実施。その結果、大幅な削減効果が見込まれている22の業務に対してデスクトップのRPA化が行われています。

上記の動きに合わせ、東京海上日動システムにおいても自動化の推進を本格的に開始し、Blue Prismの導入を行っています。同ツールを導入した理由としては、スケジュールの実行や粒度の高いセキュリティ、高いメンテナンス性とガバナンスといった特性を備えている点が挙げられます。Blue Prism導入の結果、対象のシステムからデータを取得するロボットや、夜間にユーザーのメールボックスを確認してキュレーションを行うロボットなどが稼働している状況です。

また、同社では、自動化の開発に関するコンテンツや研修を設けています。ITサービス支援部においては、2021年度からロボットコンテストを開催するなどして楽しみながら実践的なスキルアップを図る取り組みも行われています。

参照元:Blue Prism公式HP公式HP(https://www.blueprism.com/japan/resources/case-studies/reform-work-styles-efficiency-improve-employee-satisfaction-tmnsys/

Blue Prismはどんな企業におすすめか?

プログラミング型RPAツールであるBlue Prismは、情シス主導でRPAツールを導入する企業におすすめと言えるでしょう。

当サイトでは、誰が使うか?でRPAツールを選ぶことで、業務効率化を推進できると考えています。

使用者のリテラシーに合わせて、おすすめのRPAツールを紹介していますので、是非参考にしてください。

誰が使うか?で選ぶ
おすすめRPAツール3選

Blue Prismの利用者の声

セキュリティ面が充実している

やはりログ(エラーログや操作ログ)の取得、セキュリティ面において他の製品に比べて一歩先にいるのではないでしょうか。

導入する規模によってスケールメリットを享受できるという部分も推奨できる。

開発環境のライセンスが不要で、本番環境のライセンスにみというのも良いポイントである。

開発者(プログラマー)向けの製品であるが、開発者に言わせると、使いやすいという意見を聞く。

口コミ引用元:ITreview公式HP(https://www.itreview.jp/products/blueprism/reviews#review-50489

Blue Prismの利用料金

公式HPに記載がありませんでした。

Blue Prismの動作環境

公式HPに記載がありませんでした。

Blue PrismのRPAツールタイプ

サーバー型

プログラミング型

Blue Prismの販売会社

社名 Blue Prism 株式会社
所在地 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング11F
電話番号 記載なし
公式HP https://www.blueprism.com/japan/
「自社の課題」で選ぶ
おすすめRPAツール3選
     
PC操作が苦手でもOK
初心者でもすぐ使える
サポートが厚く、
誰でもすぐに使えるRPAツール
ROBO-Pat DX
(ロボパットDX)
ROBO-Pat DX
引用元HP:Robo-Pat DX公式HP
https://fce-pat.co.jp/advantage/
ITリテラシーがなくても使える
RPAツール

業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け

基本料金内で
RPA導入のためのコンサル支援

RPAツールを導入して、自社のどの業務を自動化するのか?ワークフローの整理、RPA範囲の洗い出しから取り扱い講習まで基本料金内でコンサル担当がついて 、RPA導入の伴走をしてくれます。

     
システム自体も
自動化させたい
コストを抑えられる
プログラミング型RPAツール
Automate
(オートメート)
Automate
引用元HP:三和コムテック公式HP
hhttps://product.sct.co.jp/product/automate
豊富な自動起動トリガーと
700項目の自動化機能

豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能

珍しい買い切り型で
ランニングコストを大幅削減

買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に

個人利用・小規模で
作業を自動化させる
基本使用料無料で始められる
プログラミング型RPAツール
マクロマン
マクロマン
引用元HP:マクロマン公式HP
https://www.macroman.jp/
サポートごとに金額が発生する
基本使用料無料のツール

基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能

予約実行も可能な
半自動RPAツール

データ入力、集積・分析、照合、メール、検索などの基本的なRPAに適した業務に対応。タスクスケジューラで半自動的に業務遂行も可能。