RPAツールとは、ロボットによって業務を自動化する技術のことです。作業手順を自動化できるRPAは、ユーザーからの質問をチャット形式で自動返信する「チャットボット」とも相性抜群。RPAツールとチャットボットの連携について見ていきましょう。
チャットボットとは、「チャット」と「ロボット」を組み合わせてできた言葉です。ユーザーからの質問やメッセージなどをチャット形式で受け付けて、それにリアルタイムで自動返信するシステムをチャットボットと言います。
近年は多くの企業・サービスの公式サイトでチャットボットでの問い合わせを採用しています。
チャットボットはユーザーに変身するロボットとしての役割を持っており、コールセンターやチャットサポートなどで人の手を借りず、ロボットの自動対応によって対応できるため業務の効率化につながっています。
チャットボットには大きく分けて、「シナリオ型」と「AI型」の2種類が存在しています。
シナリオ型は、事前に質問を想定して質問内容とその回答を設定しておくチャットボットのこと。あらかじめ質問と回答が設定されているため、基本的には選択式形式でチャットが行われます。
これに対してAI型は、自然言語処理技術を活用することで、あらかじめ設定しておいた質問や回答以外にも返信を可能とします。覚えさせたいデータを前もって用意し学習させておくと、回答精度も高くなります。ただし日々チューニングする必要があり、コストも高めです。
RPAツールとチャットボットを組み合わせた「RPAチャットボット」は、チャットボットを通して発信するテキスト・声をもとにしてRPAが自動で作業を進めていくというシステムのことです。
例えばチャットボットが社内の問い合わせや申請などを受け付けた際に、RPAがその内容を勤怠管理システムや他のデータに反映したり、上司に確認アラートを送ったりといった業務が可能になります。
社内だけではなく、社外の顧客からの申請や問い合わせに対しても同様に、チャットボットを通じて送信された情報をRPAが処理するといった使い方が可能です。
業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け。
RPAツールを導入して、自社のどの業務を自動化するのか？ワークフローの整理、RPA範囲の洗い出しから取り扱い講習まで基本料金内でコンサル担当がついて 、RPA導入の伴走をしてくれます。
豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能。
買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に。
基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能。
データ入力、集積・分析、照合、メール、検索などの基本的なRPAに適した業務に対応。タスクスケジューラで半自動的に業務遂行も可能。