経理や労務など、いわゆるホワイトカラーの業務を自動化できるツールとして、近年日本でも注目されている、RPAツール。しかし、導入したものの、思ったように活用できないケースも多いです。ここでは、RPAツールの導入や運用でありがちな失敗を紹介します。
RPAツールの役割を十分に把握していないケース。例えば、残業が多い業務を効率化しようとしても、その原因が人の判断を必要とする工程であれば、RPAツールの効果はありません。
RPAツールは24時間休まず稼働できますが、万能ではありません。言われた通りに動く存在なため、対象業務が選定できていないと。導入効果は薄くなってしまいます。
RPAツールはITシステムの一種で、予期せぬトラブルで停止してしまうことも。業務の大半をRPAツールに依存していると、ロボットの故障時に業務停止するリスクが高まってしまいます。
上記のお悩みの多くは、導入理由など「利用計画を明確に立てていない」ことが大きな理由で起こっています。これについては、コンサルティングサービスを利用することで解決することが可能です。
RPAコンサルは、業務効率化のプロとも呼べる存在。RPA導入を選択肢のひとつとして、業務効率化・生産性向上についてのノウハウを持っています。そのため、企業が抱える課題などに対してアドバイスを得られ、利用計画を立てやすくなります。
RPAについての専門知識を豊富に持つRPAコンサルは、企業の課題をヒアリングしたうえで、適切なRPAツールを提案することができます。自社に最適なRPAを導入できれば、生産性が上がる可能性が高くなります。
RPAツールを実際に使うのは現場スタッフです。経営陣だけがRPA導入に熱心なのでは不十分で、使う人が使い方を学ぶ必要があります。また、RPAに仕事を取られるのではないかという憶測から、RPAに否定的なスタッフもいることでしょう。
RPAコンサルを利用すれば、RPAの導入目的や使い方のレクチャーなど、会社全体を巻き込んでRPAを定着させるためのサポートを受けられます。
RPAツールは導入後すぐに効果が得られるものではありません。多くはトライ&エラーを繰り返すことで、徐々に業務改善効果を実感できるようになってきます。
そのため、導入後にも不安や不満、疑問点は出てくるものです。RPAコンサルは、そんな不安を解消する心強い存在として、企業に寄り添ってくれます。
業務を直感的に置き換えることができる画面とシナリオ作成で、現場主体の運用をお助け。
RPAツールを導入して、自社のどの業務を自動化するのか?ワークフローの整理、RPA範囲の洗い出しから取り扱い講習まで基本料金内でコンサル担当がついて 、RPA導入の伴走をしてくれます。
豊富なトリガー機能と700項目に及ぶ自動化機能で全自動かつ複雑な処理にも対応可能。
買い切り型のツールのため、ライセンス費用が掛からず、1年以上の利用と考えると割安に。
基本使用料は無料で、技術サポートの相談時間に応じて金額が発生。マクロを組めるくらいのスキルがあれば、コストをかけずに利用可能。
データ入力、集積・分析、照合、メール、検索などの基本的なRPAに適した業務に対応。タスクスケジューラで半自動的に業務遂行も可能。